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カエルと珍植物のビバリウム
既にTwitterで公表して、タイトルで察しの方もいるかもしれませんが、アイツが再びやってきました!
そう、アカトマトガエルです!
今年にサイテスのランクが下がって遂に入荷するようになった伝説(?)のカエルです
しかし、前回はお迎えしたもののわずか1か月も持たずに死亡・・・悲しみつつも何がダメだったのかあれこれ考えつつ半年・・・遂に再チャレンジに至りました!
前回のはまだ若い個体でしたが、今度のはデカい!アダルトサイズです!
ショップでも入荷してから5か月程キープされていたものだし、これなら簡単には死なない・・・はず!!
こちらが飼育環境になります!
ショップの方に伺ったところ、湿った場所と乾いた場所の両方を用意するとよいらしいので、床材のヤシガラ・シェルター・水入れ他、一部に水ゴケで湿らせた場所も作りました
前回は床材に湿らせたフロッグソイル(ツノガエル飼育用の床材)を使用していましたが、もしかしたら前回の飼育環境は湿らせすぎたのかも?
近縁種で以前からよく流通していたサビトマトガエルという種類がいて、こちらは湿度の高い環境を好みますが、どうやらアカトマトガエルはまた違うようです
念には念を入れて、ケージはかなり広めにとっています
お隣のファンタジーツノガエルのプラケースと比べても一目瞭然!
背中のアップ!
明らかにサビトマトガエルとは違う質感
例えるならサビトマトの肌はスベスベの美人肌、アカトマトはシワシワでケアをせずに荒れまくった肌といった感じです
サビトマトガエルの画像は飼っていないのでありませんが、検索すれば出てくるので気になる方は調べてみてください(投げやり!)
さらにはこんな一面も見せてくれました!
背中から出す白い粘液((((;゚Д゚)))))))!!
たまたま機嫌が悪かっただろうか?はたまた別な用途(例えば皮膚を乾燥から守るための保湿効果)なのか?詳細は不明ですが、飼っていて貴重な生態を見る事が出来ました
なお、この白い粘液は外敵から身を守るためにも使われ、有毒なので要注意!(素手では触らない方がよさそうだ)
さて、再び始まったアカトマトガエルの飼育。前回が悲惨な結果だっただけに今回は上手くいかせたいのだが、何せ国内では上手く飼育出来た情報が全くない難物なだけに油断はできない。
温かい目で見守っていこうと思いますヽ( ´_`)丿
そうそう、見守るといえば彼らも続々孵化中です!
ヤエヤマアオガエルのオタマジャクシ達再び!
これは来年もまたオタマ祭りになりそうな予感・・・(;^ω^)
今から約半年前の5月、東京レプタイルズワールドの爬虫類レイアウトコンテストにて八重山の動植物だけでレイアウトを作った「八重山リウム」をお披露目しました!
レイアウトコンテストには2年連続出場し、今年でようやく悲願の優勝を果たすことが出来ました
これもレイアウトのコンセプトにもなった八重山の動植物達のおかげです!
ここで展示していたサキシマキノボリトカゲでしたが、お迎えしてから1年目を迎えました
1年前の丁度今頃、ショップに入荷する時期があって、元々ヤエヤマアオガエルを飼育していた事から八重山の生き物に興味を持ち、そこからお迎えに至りました
繁殖にも成功し、一時期はこんな可愛らしいベビーもいたのですが、残念ながらベビーの飼育は非常に難しく、上手く成長させることができませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。私の実力不足ですね・・・
親の方も元々は2ペアいたものが今はオス2匹だけとなってしまい、今後の繁殖は望めなさそうです
そして八重山の生き物といったらこの方を忘れてはならない!
そう、ヤエヤマアオガエル
こちらは2年連続レイアウトコンテストで展示した長い付き合い。このカエルと出会わなければ「八重山リウム」のアイディアはなかったと言ってもいい!
繁殖の方も2年連続で成功し、オタマや子ガエルが沢山の方のもとに渡りました。今頃みんな元気にしているかな~?(* ´ ▽ ` *)
さて、そんな思い出話を前置きとして、今年も八重山を含む南西諸島の生き物達が入荷する季節がやってきました!
残念ながらサキシマキノボリトカゲはオスしか入荷がありませんでしたが、その代わりに南西諸島の珍しいカエル達が入荷していたのでそちらをお迎えしました
それでは新しくお迎えした南西諸島のカエル達の紹介です!
アイフィンガーガエル Chirixalus eiffingeri
一見見ると地味なカエルだが、実は日本で唯一子育てをするというカエル
その子育て方法は母親が産卵場所を巡回し、幼生に無性卵を与えるというもの。これは他の種類ではカンムリアマガエルなどの一部のカエルにしかない珍しい生態だ
今回はなんとペアで入荷していたので、ペアでお迎え!
他のカエルと比べても飼育・繁殖は比較的簡単らしく飼育化での繁殖例もあるのだとか
お迎えしてすぐにもうオスが鳴き始めました。これは期待大!
ヒメアマガエル Microhyla okinavensis
ハロウェルアマガエル Hyla hallowellii
ヒメアマガエルは日本で唯一のヒメガエル科のカエル(外国産でこの仲間にはジムグリガエルやトマトガエルなんかがいる)。名前に「アマガエル」とあるが、アマガエルとは分類上全く関係のない種類だ
日本最小のカエルで、写真のサイズで既に大人!
ハロウェルアマガエルは奄美や沖縄、西表島の一部に生息するアマガエルの仲間
一見普通のアマガエル(ニホンアマガエル)にそっくりだが、普通のアマガエルには鼻先から目、耳にかけての黒い帯状の模様がはっきりとあるのに対し、ハロウェルアマガエルの模様は不明瞭
他にも体色が薄い黄緑色で体色の変化が少ない、全体的に細く小柄などの特徴があります
ちなみにアイフィンガーだのハロウェルだの名前だけ見ると外国産のカエルに見えなくもないが、これは研究者の名前からとっているからで、たとえキラキラなネーミングでもどちらも立派な日本のカエルだ!
今回お迎えしたヒメアマガエルは通常の個体よりも大柄で、色も赤みがかったなかなかの良個体。この赤さに魅かれました
というのも以前念願でお迎えしたものの1ヶ月も持たずに亡くなってしまったアカトマトガエルの未練が残っており、リベンジとまではいかないが「ミニトマトガエル」感覚で感情移入しています(;^ω^)
今回紹介したカエル達についてもっと詳しく知りたい方は、「Croak! 世界の不思議なカエル」という本を読んでみると4種全てが可愛いイラスト付きで紹介されておりますのでオススメですよ(^-^)/
(日本のカエル以外にも、トビガエルやアカメアマガエル、ソバージュネコメガエルなど我が家にもいる外国産のカエル達も載っています!)
ボルネオの海外旅行レポ記事を終えてから2週間くらい更新しておりませんでしたが、そろそろ本家のペット記事の方に戻っていこうと思います!
今回はとりあえず、海外旅行及びレポ記事を載せていた間に新しく入れたカエル達と、既に前からいたものの記事でまだ紹介していなかったカエルを紹介致します
ファンタジーツノガエル
(アマゾンツノガエル Ceratophrys cornuta とクランウェルツノガエル Ceratophrys cranwelli との交雑種)
遂にあのツノガエルが我が家にもやってきました\(^o^)/
(正確には既に家にいる「チャコガエル」もツノガエルの仲間ですが、こちらは「ツノ」がないので(;^ω^))
まだ500円玉サイズの可愛らしいベビーサイズですが、成長すると10㎝を超えるカエルとしては中々の大物に成長します。すぐにチャコガエルは超えそう・・・
餌にもすぐに食い付くし、スペースも取らないので手はかかりません!
飼い易いのでついつい沢山集めて飼ってしまう方も多いのではないでしょうか?
でも私はやっぱりツリーフロッグが一番好きなので、ツノガエルは少数で抑えた方がいいかな~
あまり泥沼にハマると後々大変だからね(;^_^A
・・・まぁ、これまでこんな帽子を被っていた訳ですから「いい加減ツノガエルを飼わないとな!」という使命感はあったのですが(笑)
モザンビークオオクサガエル(右)
Leptopelis mossambicus
既に前からいるウルグルオオクサガエル(左)と同じくアフリカ原産のクサガエルの仲間
一応ツリーフロッグの仲間みたいなのですが、とにかく地中に潜っているのが大好き!
この写真撮影後、すぐに床材に潜り込みその後中々姿を現しません!
同じオオクサガエルでもウルグルオオクサガエルの方はたまに床材に潜ったりもしますが、基本は表に出ていることの方が多いし、ガラス面にペタッと貼りついたりとツリーフロッグらしさはあります
でもモザンビークオオクサガエルはほとんど出て来やしない・・・
ほとんど地中性のカエルじゃないか!!((((;゚Д゚)))))))
ここまで出てこないと正直生きているのかどうかさえ不安になる(私がフクラガエルを飼いたいと思わないのはこのためである)
ヒスイトビガエル
Rhacophorus prominanus
最近というか地味に前から入れていたものの紹介してなかったカエル
「トビガエル」と言えば以前、「レインワードトビガエル」と「アンナントビガエル」を紹介致しましたが、このカエルもその2種と同じトビガエルの仲間になります
前2種と比べると体は小さく、体形も細いです。そのため少々デリケートな面があり、飼育は難しいとされていますが、今のところ特に問題なく飼育できております
透き通るような色や模様が綺麗で、魅力的なカエルなので、もっと人気が出てもよい種類だと思う
ちなみに「トビガエル」の名の通り滑空するタイプのカエルですが、レインワードなどと比べるとあまり滑空は上手くないのだそうです
このヒスイトビガエル、メスも含めて複数で飼育中!繁殖も狙っています!
同じく繁殖を狙っているアカメアマガエルや他の種類のカエルも混ぜて飼育しています
そんな風に複数飼育をしていると・・・
時にはこんなコラボも・・・(乗っかられているのは家ではお馴染みのヤエヤマアオガエルのメス)
それにしても家のヤエヤマアオガエルさんモテ過ぎじゃないですか?
これまで彼女に抱き着いてきたカエルの数と種類は多く、これだけで一つの記事が出来てしまうのではないんじゃないかと・・・そのうちやろうかな?
・・・というわけでやや駆け足気味になりましたが(久々にブログ再開したのでまだ本調子じゃなくてすみませんm(__)m)、徐々に本記事の方に切り替えて更新していきますので今後ともよろしくお願いします(^-^)/
あと、しばらく休業していたオークションの出品も予定しております
イベントの展示でも使用したこんな珍しい植物や(欲しい人いんのかコレ?)
こんな立派なレイアウトグッズなんかも出すかも?しれません
カエルは・・・今のところ繁殖で増えていないので出品はないかなー(ノ_<)
今週末は静岡で「ジャパンレプタイルズショー2017」が開催されます!
年々、爬虫類のイベントは開催数も参加者の人数も増えている傾向で、その人の多さに圧倒されてしまいます。そんなイベント中でもこちらは元祖ということで、本来の爬虫類のイベントの良さを残しつつ、会場が広いのでゆっくり見てまわれる(ついでに言うと、場所が静岡というちょっと離れた所にあるため、都内のイベントほど人が多くない!)良いイベントです!
勿論、私もイベントに参加・・・・しません!!
行かんのかーい!!((((;゚Д゚)))))))
・・・まぁ、これには訳がありまして、実は来週から一週間ほど海外に飛びますので、参加できません・・・(ブログも来週は休みます)
というわけで今回はここ最近各ショップで入荷したカエルの中からイチ押しの種類を勝手にピックアップ致します!レプショーに行ける方は是非検討してみては?
その1 アカトマトガエル
既にブログ内でも紹介していたこのカエルですが、各ショップで続々入荷し始めております!
ちょっと前までサイテスⅠ種に登録されていて、輸入も飼育も不可能だったカエルが今ではこうやって出回るようになったのは凄いこと!
ここまで赤い色のカエルは他にいない!!
ちなみに我が家のアカトマトガエルなのですが・・・お亡くなりになってしまいました。゚(゚´Д`゚)゚。
う~ん・・・飼育方法など不備はなかったんだけどなぁ~・・・
再チャレンジも検討したいけどお値段が・・・
その2 リオバンバフクロアマガエル(写真左)
ソバージュネコメガエルとコンビを組んでいたこの子も先日お亡くなりになりました。゚(゚´Д`゚)゚。
ツイッターでも追憶写真を載せましたが、残念でなりません・・・
この子はメスで名前の通り背中に袋があり、中で卵を育てるという生態的にも珍しいカエル
ショップにてもう一匹メスのあてがありますが、どうせならオス持っている方に購入していただきたい!
今年冬のレプショーでオスがいて、どなたか買った方がいたはず!中々入荷するカエルでもないので、その方はメスも是非!!
ここからは私はまだ飼っていないカエル達ですので、写真はありません!学名も入れましたので気になる方は各自で調べてみてください。すみませんm(__)m
その3 モウドクフキヤガエル イエロー(Phyllobates terribilis)
最近植物を水槽内にレイアウトするパルダリウムが徐々に注目され、その住人としてヤドクガエルも人気を少しずつ上げております。ヤドクは小さいので餌が大変なのが最大のネックですが、本種は比較的大きくなるので飼い易そうです
ネットで検索すると「世界最強クラスの毒を持つ生き物」と紹介されたりしますが、販売されているものは無毒なのでご安心を!
何気にイエローが来たのは久しぶりな気がする・・・ミントとか他のカラーもあるけどやっぱりイエローが好き!いつか飼ってみたいカエルの一つです!
ここまで黄色いカエルは他にいない!!
その4 レプソサムコケガエル(Theloderma 学名がわからない!)
一般的にコケガエルといえばベトナムコケガエルを指しますが、こちらはレアなコケガエル!
一見茶色い地味なコケガエルに見えますが、側面に黄色い筋があったり、足の裏が鮮やかなオレンジ色だったり、よく見れば結構派手でカッコいいカエルです!
コケガエルは国内でも繁殖例が多いので、上手くいけばこのレアなカエルの繁殖も狙えるかも!?
その5 オリーブサンバガエル(Alytes obstetricans)
繁殖期になるとオリーブ畑でサンバを踊る愉快なカエル!
・・・というのは冗談で、名前の「サンバ」とはお産婆のこと。オスはメスと抱接をしたあとに、メスが産卵した卵を自分の腰にくっつけ、オスは卵が孵化するまで、卵を保護するのである。「お産婆」って言うけど、卵の世話をするのはオス
これだけ特殊な繁殖方法をとることが知られていても、その姿をとらえた映像は存在しない!
もしも、このサンバガエルの繁殖に成功できたら伝説になれるかも?
以上、今度のレプショーにやってくるかもしれないであろうカエルの中から勝手にピックアップ致しました。必ずしもやってくるとは限らないので、もしここで紹介したカエルが欲しい方はショップさんにお問い合わせを(「カエル名 販売」で探せば販売しているショップは見つかるはず)!
本日6月6日は「カエルの日」!同時に当ブログの一周年記念日になります!
思えば当ブログ、当初は家で飼育・栽培している珍しい動植物の事を少しでも情報提供できればと、ぼそぼそとやっていたのですが、回を重ねるにつれてレイアウト作ったり、DIYやったり、動物園レポやったり・・・とジャンルペットの範囲を超えていろいろやっております!
今後ももっと多くの方が見て楽しめるようやっていければと思いますので宜しくお願い致します!
・・・という事で、今回の記事はカエルの日で一周年に相応しい内容をと思い、現在我が家にいるカエル全種を紹介します!!
学名や分類、大きさや原産地も紹介していきますので、図鑑感覚で見てください(^-^)/
・アカトマトガエル(Dyscophus antongilii)
ヒメアマガエル科 トマトガエル属
体長6-7センチメートル、メス9-11センチメートル
マダガスカル島の固有種。真っ赤なトマトみたいなカエル。怒ると皮膚から白いねばねばした毒液を出しますので食べないでください!!
飼育は他の地表性カエル(ヒキガエルやツノガエルなど)同様丈夫で、プラケースに土を薄く敷いただけで飼えるお手軽さ。ただし、他の地表性カエルに比べて乾燥には弱いので水入れを用意したり、マメに霧吹きしたりと水分補給を忘れずに!
ちなみに写真の個体は♂で、前記事で載せた写真の個体は♀です
・アカホシトタテガエル (Trachycephalus nigromaculatus )
アマガエル科 トタテガエル属
体長10センチメートル以上
ブラジルに生息。「アカホシ」の名前の通り、背中に赤い点が2点あるものの全体的には地味な色のカエルだが、下唇が上唇より出ていて、ニンマリしたような特徴的な顔が魅力的ヽ(´∀`)ノ
トタテガエル属のカエルは「ミルキーフロッグ」とも呼ばれ、皮膚からミルクのような粘液を出す。ただし、この粘液は外的から自らを守るために出す毒液ですので食べないでください!!
夜行性で昼間は狭い所にジッと身を隠しているので、飼育化でも観察できる機会は少ない。貪欲な性格で目の前に動くものに積極的に食らいつくので、馴れるとピンセットから餌を食べてくれます!
・アカメアマガエル (Agalychnis callidryas)
アマガエル科 アカメアマガエル属
体長3-7センチメートル
主に中米の熱帯雨林に分布。カエルに詳しくない人でも、図鑑でおそらく一度は見たことはあるカエル。名前の由来の赤い目に、体側面は青や紫と黄色や白の横縞、後肢の内側は青いとアート作品のような派手なカエルだが、この姿は夜しか見ることができない。
飼育化では昼間は目を閉じ四肢を縮こまらせてうつ伏せになり派手な色彩が見えず、存在感がない。自然界ではこうやって身を守って生きているのだからしょうがないね!
ペアで飼っていて、繁殖行動も何度か確認しているのでこれは期待大!!
・アンナントビガエル (Rhacophorus annamensis)
アオガエル科 アオガエル属
体長4-6センチメートル?
ベトナム・カンボジア・ラオスの国境辺りに存在する「アンナン山脈」に生息しているカエル 。当ブログのプロフィール写真にもなっているカエル。国内でこのカエルがいるのはここだけ!!
子ガエルの時期は白い体に黒い斑点とまさにダルメシアンフロッグなのだが、成長するにつれて斑点は消えてしまい現在はこのような姿に・・・しかし白い体色は健在で、植物を育てる感覚でよく光にあててやるとより白さに磨きがかかり美しい。昼間でも目立つ所にいて白い色がはっきりしているので飼育化でも観察はしやすい。しかしこんなに目立つのにアカメと違って自然界ではどうやって生き抜いてきたのだろうか?
・ウルグルオオクサガエル (Leptopelis uluguruensis)
クサガエル科 オオクサガエル属
オス3-4センチ メス5-6センチメートル
タンザニアに分布。大きな黒い目が可愛らしいツリーフロッグ。このカエルもアカメ同様夜行性で、昼間は大きな目も閉じてしまい愛らしい姿を見る機会は少ない。ただし、目が大きいので完全に閉じることができず、普段はジト目になる(正直可愛くはないが、これはこれで味のある顔ではある)
ペアで飼っていて♂はたまに鳴くのだが、一向に繁殖の気配なし・・・
・ソバージュネコメガエル(Phyllomedusa sauvagii)
アマガエル科 ネコメガエル属
体長6-8センチメートル
南米の「グランチャコ」と呼ばれる乾燥地帯に生息。一度見たら忘れられない!謎のインパクトのある顔のカエル。逃げも隠れもせず、ただその場でじーっと動かずこちらを見ている。
紫外線入りの照明、ジメジメし過ぎず乾燥し過ぎずな程よい湿度など他のカエルとは飼育に少し勝手が違うが、コツが解れば飼いやすく、手から餌をとって食べるくらい馴れる。コツとしては、洋ランかブロメリアを入れてこれらの植物が上手く育てられればベストな環境だ!
・チャコガエル(Chacophrys pierotti)
ツノガエル科 チャコガエル属
体長4.5-5.5センチメートル
ソバージュと同じくグランチャコ地帯に生息。名前の「チャコ」もこの地帯からきている
ツノがないツノガエル。その独特な姿からカエル好きの間では隠れた人気を誇り、チャコガエルオンリーのガシャポンまである
ただ飼ってみると基本土に潜ってばかりでなかなか出てこない。動かない分、餌の量も少ないので手間のかからなさはダントツだが、飼っていて楽しいかどうかと言われるとウ~ン・・・
以前はペアで飼育していたものの♂が先に逝ってしまい、現在は♀のみに(T_T)何方か鳴いている♂持っていたらお見合いしません?
・ツウロウアオガエル (Rhacophorus arvalis )
アオガエル科 アオガエル属
体長4-6センチメートル
台湾の固有種。特にコレといった特徴はない。「ザ・カエル」と言わんばかりの普通のカエル。だが、それが良い!!
これでも流通することは滅多にないかなり珍しいカエルなんだけどね~
・トビガエル(レインワードトビガエル) (Rhacophorus reinwardtii )
アオガエル科 アオガエル属
オス5センチメートル前後 メス9センチメートル前後
インドネシア、マレーシア東部、ベトナム、中国南部、ラオスと東南アジアに広く分布。空中を滑空するカエルとして有名。まぁ、実際はカッコつけて落ちてるだけなんだが・・・
今回はあえてお腹が写っている写真を選んだが、こうやって見てみるとアカメ同様派手な模様のカエルである。普段はじっとしているが、活動するときはよく跳ねるし動きも素早いので広いケージでゆったり飼うと調子がいい
・フクロアマガエル(リオバンバフクロアマガエル)
(Gastrotheca riobambae)
アマガエル科 フクロアマガエル属
体長6センチメートル
エクアドル、コロンビアに分布。アマガエルをずんぐりさせたような丸っこい愛らしいカエル
メスは背中の後ろに穴があり中は袋状になっている。この袋は繁殖の際に用いられ、オスがメスの袋の中に卵を産み付けた後、メスはしばらくの間袋の中で卵を保護し、オタマジャクシまで成長させてから水の中に放す
子育てをするカエルは結構種類が多いので一度調べてみる事をお勧めする。カエルという生き物の繁殖の多様性の凄さに驚く事間違いなしだ。約1名閲覧禁止級のトラウマメーカーがいるらしいが、そこはあえてノーコメントで・・・
・ヤエヤマアオガエル(Rhacophorus owstoni)
アオガエル科 アオガエル属
オス4.2-5.1センチメートル、メス5-6.7センチメートル
石垣島・西表島の固有種。以前はオキナワアオガエルの亜種とされていたが、台湾に分布するモルトレヒアオガエルに近縁とされる。
写真は現在育成中の子ガエル達。もう少し大きくなったらヤフオクで販売もする予定です。現在ラストのオタマジャクシを出品中!当ブログでも散々紹介してきましたが、綺麗で可愛い良いカエルですぞ!
これにて我が家のカエル全種紹介完了!!
こうやって全種振り返って見ると、ヤエヤマとアンナン以外はブログを始めてから購入・飼育しだしたものばかりでしたので、約1年でここまでカエルだらけになってしまうとは思いもよりませんでした。また、ここでは紹介しておりませんが、うまく飼えずにお亡くなりになられた種類もおりました。まだまだ試行錯誤の繰り返しですが、今後もカエル飼育に関する情報を記事にしていきますのでこのブログを見て少しでも参考にしていただければ幸いです(^-^)/