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オオバクチヤモリ

未分類
10 /09 2018

ボルネオ記事から全く更新してなかった当ブログですが、ここらでいよいよ生き物の飼育に関するまともな記事をかかないとブログの意味がない!


ということで、爬虫類業界では近頃話題のオオバクチヤモリの飼育についてまとめてみます

これまで他の人があまり飼わないようなマイナー種ばかり飼っていた私が、珍くブームに乗って(笑)最近このヤモリを飼い始めました

オオバクチヤモリ

オオバクチヤモリはこれまで細々とした入荷はあったものの、知名度が今一つだったのかあまり話題に上がることのない(そもそも当時は写真など情報も少なかった)マイナーヤモリでした。

ところが、ショップさんが写真を上げるとその短足でもちもちした幼児体形の可愛らしい姿に人気が爆発!更に近年の爬虫類イベントの増加からイベントでのお迎え報告でSNSで写真があがり、「可愛い!」「飼いたい!」と話題に!これまでにない人気に各爬虫類ショップさんも続々と入荷をしていきました。正に今の爬虫類業界の時代の流れが引き起こしたブームと言えるのかもしれない

オオバクチヤモリ2

見よ!この短足もちもち感‼(* ´ ▽ ` *)


さて、そんなオオバクチヤモリですが、いざ飼育を始めようと思ってもどうやって飼ったら良いのか全くわからねぇ!

それもそのはず。これまで飼育に関する情報が全くなかったクッソマイナーなヤモリがいきなり人気に火が付いたのだからそんなんわかるわけねぇだろ‼

つまり飼育情報はこれから我々飼育者が開拓してゆくしかないわけだ

考えてみて欲しい。今では飼育方法が確立されている人気の爬虫類達だってかつては限られた爬虫類好きの方々が試行錯誤しながら数少ない情報をかき集め築き上げてきたもの。我々もそれを見習って未知の種の飼育法を解明していかねばなるまい


それではまずバクチヤモリの生態情報をについて調べてみるとしよう!

オオバクチヤモリ3

オオバクチヤモリ Geckolepis maculata 最大全長14cm程

マダガスカルに生息する樹上性ヤモリ。別名「センザンコウヤモリ」とも呼ばれ、ヤモリにしては珍しい大きな鱗に全身が覆われていることが特徴。この鱗は、強い刺激を与えたり強く握ったりすると簡単に剥がれ落ちてしまい、この隙に外敵から逃げます。これを博打で負けて身ぐるみを剥がされた様子に例えたのが「バクチヤモリ」の名の由来。剥がれた鱗は脱皮することで再生可能


・・・と自分の鱗を剥がして逃げるという特徴的な生態以外これといった情報は見つからない

しいてわかる事といえばマダガスカル原産であるということ。マダガスカルの樹上性爬虫類といえばカメレオンの仲間、同じヤモリの仲間でもヒルヤモリヘラオヤモリなどといった何れも個性派ぞろいな一方飼育には少々クセのある連中の宝庫だ。情報が解らない以上、とりあえず生息環境が似ている彼らの飼育方法を真似してみるしかない


バクチケージ

そんなわけでこれが私の飼育環境です!

過去のブログ記事にて紹介しておりますが、樹上性の爬虫類両生類用に自作した特製ケージ(縦横40高さ60㎝)でこれまでもツリーフロッグや樹上性アガマなどに重宝してきました

底部分には浅く水が張ってあり、ポンプとヒーターと使い流水のある水場と保温・加湿効果の役割を果たしています

上部は網の蓋になっており、そこから照明、冬は暖突で上部から保温。夜行性で日光浴はしないので、高温のバスキングランプなどは使っていません。寧ろマダガスカル産の樹上性爬虫類両生類はどちらかというと涼しめの環境を好むから夏場の暑さには気を付けたいところ(実は私も今夏にエダハヘラオヤモリを死なせてしまった苦い経験があるので)。エアコンで部屋の温度を管理する他、上部から小型の扇風機で風を送ったりしています


このような広めのケージで湿度の高い場所と乾燥した場所を両方作ってやると、その生き物がどちらの環境を好むのかがわかるので、迷ったらとりあえずこれで飼育してみるという無難なスタイル(^^;

普通に飼育するならここまで広いケージでなくてもいいし、カメレオンやヘラオヤモリほど神経質な感じではなさそうだから水の循環システムとか面倒なもんは要らないかとは思いますけど・・・


今のところ床材の中に潜るという報告はない(苔の下に入ったという報告はあるが、おそらくシェルター代わりに隠れただけだと推測される)ので、湿度さえ管理できれば床材はあっても無くてもよさそう

シェルターは必要不可欠!お好みのレイアウトグッズでケージをレイアウトします


バクチケージ2

せっかくなのでマダガスカル産の植物も入れて雰囲気をだしてみる

上から多肉植物のカランコエ(Kalanchoe beharensis)

食虫植物のネペンテス(これはちょっと妥協して、本当はNepenthes madagascariensisという原産種を使いたかったのだが、栽培が難しく手に入りにくいのでニューギニア産の別種N.ampullariaで代用)

蘭の仲間(Oeceoclades spathulifera)

あくまで個人の趣味なのでこんなものは本来飼育には全く必要ない(笑)

ついでに植物が趣味の方に誤解を招かれてもらっては困るので補足しておきますが、上記の植物達はいずれも多湿な環境を好まず、水槽の中で植物を栽培するテラリウム(最近だと「パルダリウム」とも呼ぶ)のレイアウトには全く適していないのでご注意を!

もっともヤモリの方もある程度湿度は好むとはいえ、あまりにジメジメした環境ではよくないのでこれくらいの植物が育てられるくらいの環境が丁度良いとはいえるかもしれない


飼育環境が整ったところで次に問題となるのが餌

餌に関しては一般的な他のヤモリと同様昆虫食で、とくに口が小さいわけでもないからコオロギなどの餌昆虫を難なく食べられるだろう。目の前で食ってはくれなくてもケージ内にコオロギを放しておけば夜間に勝手に食ってくれる。デュビアやワームを餌皿に入れて置いて与えてもよい

また、甘いものを好むようで昆虫ゼリーやバナナを食べる報告も出ている。昆虫ゼリーを与えてみたところ、主食の昆虫よりも好んで食べていた。しかし、いくら何でもこれだけでは栄養面的に足りないと思うのでやはり動物性の餌は与えなければならないだろう

上手く馴らせばクレステッドゲッコー用に市販されている人工飼料が使え、ここまでくればかなり飼育し易いヤモリといえる



さて、ここまで飼育方法を他の飼育者の情報も参考にしながらまとめてみましたが、これからオオバクチヤモリを飼う人に幾つか忠告しておきますと

隠れてばっかりで殆ど出てこない!

短足な割に結構素早い!鱗が剥がれやすいからむやみに捕まえづらい‼

おそらく飼育者の多くがその可愛い姿をずっと眺めていたいから飼うのだろうが、いざ始めたらその期待は確実に裏切られますので、それだけははっきりと伝えておきます(;^_^A

たまにチラッと姿を見せてくれるのを楽しめる物好き(自分もその一人だから飼っているわけだが)にしかオススメしません!



なんか説教臭い事をかくのもアレ(決してオオバクチヤモリの事を悪く言っているのではない。私的には凄く良いヤモリだと思っているのだから!)なので、最後に家で飼っているオオバクチヤモリを紹介して〆ます

オオバクチヤモリ4

全体的に小ぶりなオスと思われる個体

オオバクチヤモリ5

ヤモリの雄雌判別は肛門下の部分を見ることで、ここがもっこりしているのがオス

何となくだが、鱗部分のもっこりがオスっぽいかな?と


オオバクチヤモリ6

こちらはメスと思われる個体。全体的にオスよりも大きくもっちりしている

オオバクチヤモリ7

もちもちしているので肛門下のもっこりの判別が解りづらい!

後でショップにてもちもちの大きな個体(たぶんメス)を更に1匹追加。こうして計3匹のオオバクチヤモリ達が我が家にやってきました!


今回ショップで大量入荷し、お迎えした方の中には既に繁殖していて卵を産んでしまった方もいたそうな。一過性のブームとはいえせっかくこれだけまとまった数が入荷するのは滅多にないであろうから繁殖にも積極的に挑戦していきたいところ



以上、私自身まだ駆け出しですが、オオバクチヤモリの飼育について解っていることをできる限りまとめました

この記事でオオバクチヤモリ飼育者に少しでも情報が供給できれば幸いです(^-^)/


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本名:アンナントビガエル
(Rhacophorus annamensis)

カエルと植物の素敵なビバリウムを目指して日々レイアウトに没頭中
普段はTwitter(twitter@dalmatianfrog)にて日々公開中

当ブログ記事の主な内容
・ビバリウム作成・レイアウト方法
・廃材を使った自作ケージの作成
・動物園・水族館レポ
・ジャングル探検記

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