ボルネオジャングル探検記~4日目前編~

海外旅行
08 /29 2017

ボルネオ旅行レポもいよいよ4日目!

いよいよ今回の旅行のメインとなるトラスマディー山のレポです!

今回は写真数が多いので2回に分けてお送りします


前日、木道を登って中腹の山小屋で宿泊した翌日、山頂へと向かいました

b53a.jpg

さて、前回までは木道を通ってきましたが、ここからは木道はありません!

ほとんどけものみちの様な道なき道を行きます!

木道ほど滑らないのは幸いですが(;^_^A


苔むした森の中には様々な植物達が生えていました!

早速見えたのランの花

b54a.jpg

b55a.jpg

例によって種類はわからないのですが、これらのランは小さいながらも綺麗な花を咲かせるので見つけるとハッとさせられます

蘭展に行くとこんな小さな花でも結構高価で売られていたりするのですが、自生地の苔むした環境を見る限り、温度・湿度管理を再現出来ず、簡単には栽培できるものではないでしょう!


b57a.jpg

これはシャクナゲの仲間の花

シャクナゲは高山地帯のような涼しい環境を好む花木で、この辺りからは熱帯植物というよりも高山植物が多い事がわかります


b56a.jpg

一見コケの様にも見えますが、これは地衣類の仲間

いきなり「ちいるい?」なんて言っても多くの方は解らないと思いますので、以下解説致します(^-^)/

地衣類とは植物ではなく、キノコなどと同じ菌類の仲間です。ただし、キノコとは違い光合成をすることができます。というより、体内に共生している藻が光合成しているわけですが、この藻が緑色に見えるわけです。

う~ん・・・要は植物じゃないけど植物同様光合成する菌類の仲間という結局ややこしいヤツです!!


菌類の話になったので、ついでに道中生えていたキノコの写真も載せていきます!

b58a.jpg

こんな小さなキノコから

b59a.jpg サルノコシカケみたいな大きくて固いキノコまで種類は豊富。湿度が高いとキノコも多い!

キノコ自体詳しくないので種類もわかりませんが、間違えてもこれらのキノコを安易に食べてみようとは思わない方が身のためです!


b60.jpg

道中はこのようにロープを伝って登る場所が何か所もありました

岩や木には苔がびっしりと付いているので滑りやすく、体力を消耗します


b61.jpg

徐々にハードな道のりになってゆく中、標高が高くなるにつれて景色がガラリと変わってゆきました!


b62.jpg

あちこちに生えているのはヤブレガサウラボシの仲間

葉の開いた姿が破れた傘のように見えるからこのような名前になったシダ植物

ランやコケ、キノコに加えてシダ植物の種類もこの山には豊富に生えています

b64.jpg

一見ツタのように見えますが、これもシダ植物の仲間だと思われる(すみません!わからなかったので直感で答えました。間違っていたらごめんなさい)

b63.jpg

他にも見たことのないシダ植物やツツジの仲間のような低木が見られました


そんな高山植物の楽園を進むこと、遂にお目当ての食虫植物がその姿を見せました

b65.jpg

b66.jpg

Nepenthes lowii というウツボカズラの仲間

この形・・・まるで尿瓶です!もう尿瓶にしか見えません!「シビンカズラ」という名前の方が似合いそうです!

さらに面白いことにこの植物、鳥や小動物が好んでこの中に糞をすることから、それを養分にしているのだとか!

b69.jpg

最早尿瓶というよりも、「生きたボットン便所」である

公衆便所のように並んだ2つの袋、既に中はブツで一杯になっていて、若干腐りかけているのが何とも・・・

食虫植物というと、虫を食べてしまう怖ーい植物のイメージがあると思いますが、中にはこんなヤツもいるのだ(こんなヤツでもちゃんと虫は食べますけどね)


b67.jpg

こちらはまだ蓋が開いていない未熟な袋

ちなみに蓋のまだ開いていないウツボカズラの液は飲むことができます!(この詳細については最近TV番組でも紹介されたり、ネットで調べてみると出てきますので、見てみると面白いと思います!)


ただし、間違っても開いた袋の中の液は飲まない方がよいでしょう!ここまで記事を読んでいただいたのなら理由はもうわかるでしょうな・・・

b68.jpg



b70.jpg

ネペンテスにばかり気をとられずに周りもしっかりと見渡すと、高山性のランが生えていました

b71.jpg

決してきれいとは言い難い花ですが、ランの中には綺麗な花よりもこういう変わった形の花を楽しむものも多いのです

で、種類はというと・・・やっぱりわかんないや!!


b72.jpg

だいぶ高い所まで来ました

奥に見える山はボルネオ最高峰の山、キナバル山です


木に絡みついているのは「サルオガセ」という地衣類(また出たか!)です

これを見て「ああ!この木に絡まっているヤツ、ホームセンターの園芸コーナーで見たことある!」と思ったそこのあなた!全く違いますよ!!

ホームセンターに売ってるもじゃもじゃしたヤツは「サルオガセモドキ(チランジア ウスネオイデス)」というパイナップル科の植物で、菌類のサルオガセとは全く違うのですよ!


・・・とこの記事で少しでも地衣類に詳しくなれたであろうところで 後半に続く!


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

ダルメシアンフロッグ

本名:アンナントビガエル
(Rhacophorus annamensis)

カエルと植物の素敵なビバリウムを目指して日々レイアウトに没頭中
普段はTwitter(twitter@dalmatianfrog)にて日々公開中

当ブログ記事の主な内容
・ビバリウム作成・レイアウト方法
・廃材を使った自作ケージの作成
・動物園・水族館レポ
・ジャングル探検記

現在飼育中の生き物達(2018/3/20更新)
・カエル(両生類)
アイフィンガーガエル
アカホシトタテガエル
アカメアマガエル
サキシマヌマガエル
ソバージュネコメガエル
トビガエル
ハロウェルアマガエル
ヒメアマガエル
モザンビークオオクサガエル
ヤエヤマアオガエル

ドワーフサイレン
メキシコサラマンダー

・爬虫類
クサガメ
トラバンコアヤマガメ
ホオジロクロガメ
ミシシッピアカミミガメ

エダハヘラオヤモリ
エリマキトカゲ
サキシマキノボリトカゲ
トビトカゲ
トビヤモリ
プーケットクシトカゲ
マレークシトカゲ

・植物
食虫植物(ネペンテス、サラセニアなど)
アリ植物、蘭などの着生植物
多肉植物、ブロメリア
その他熱帯の植物(サトイモ科、シダなど)