龍の様なトカゲ クシトカゲ

未分類
10 /31 2017

まずはこの写真をご覧ください

龍のようなトカゲ

これは、比較的最近、ネットニュースで流れた「メコン川流域で龍のような新種のトカゲを発見」という記事の写真です。目の上に長いトゲ状の突起を持っており、これが丁度、龍(どちらかと言えば、西洋のドラゴンの方が近いかもしれない)の角の様に見える実にカッコいいトカゲ!

こんなゲームの異世界に出てきそうな生物ががこの世に存在するというのか⁉



さて、前置きはこれくらいにして、このトカゲは「クシトカゲ」という種類で、頭から背中にかけてトゲ状の突起がずらりと並び、これが櫛(くし)のように見える事からこの名前が付いたという

しかし、せっかく見た目がカッコいいのに名前があまりにも残念過ぎる!

ネットで写真を見てからすっかりクシトカゲの魅力にハマり、飼育も始めた者としてはこんな魅力的なトカゲが世間にあまり知られていないのは実にもったいないことである


というわけで、今回はそんなクシトカゲの魅力をお伝え致します!

まずは既に前から家にいるマレークシトカゲから

マレークシトカゲ ペア2

下で寝ている緑色の子が、オスの「青龍」

その上に乗っかっているのが、メスの「黄龍」(名前は見た目と色で直ぐに決めました)

色に関しては個体差があるみたいですが、どちらも同じ種類です


このトカゲはそんなに大きくはならない(大体30㎝ほど)ので市販の爬虫類ケージでも容易に飼育が可能。基本あまり動かずじっとしているのでバタバタと暴れる事もない。餌食いも悪くなく、コオロギなどの虫を適当にケージに入れれば勝手に食べてくれる

実際飼ってみると意外と飼い易いトカゲだと思う


もちろんこれは理由があって、私がツリーフロッグを専門に飼育していたことから、このトカゲがツリーフロッグの飼育環境と相性が良かったからであろう

湿度は高めで温度はあまり高温にせず、バスキング(日光浴)はするがあまり強い紫外線は要求しないという飼育環境はトカゲというよりもカエルに近い

多くの方はトカゲ飼育でこの感覚を掴むのがなかなか難しいらしく、飼育に関する情報がほとんどないので、この手の樹上性トカゲを飼育したいという方は参考にしてみてもよいかも?(過去記事でケージの設備やレイアウトを紹介しています!)


ところで先ほど「じっとしていて動かない」と書いたが、これが本当に動かない!

マレークシトカゲ6

これは夜に寝ている時の写真だが、なんと天井に逆さにぶら下がったまま寝ている!(゚д゚)

こんな体制でも平気で寝ているのだ

更にはこんな姿も!

マレークシトカゲ7

なんと両腕の爪だけでぶら下がっている!(゚д゚)(この後この体制のまま寝てしまいました!)

我々から見ればどう見ても無理な体制も彼らにとってはこれが落ち着くのかもしれない。逆に地上に手足を付ける事は殆ど無いので、彼らを飼育する際には高さのあるケージを用いて、壁面を網にしたりコルク板を貼ったりして垂直に登って落ち着ける場所を作るとよいだろう

動かないのであまり飼っていて面白くない感じもするが、逆に言えば逃げも隠れもしないのでそのカッコいい姿をじっくりと観察できるのは大きな魅力だと思う


さて、お次はつい最近お迎えしたばかりの別種のクシトカゲです!

プーケットクシトカゲ

プーケットクシトカゲ Acanthosaura Phuketensis

あれ?さっきのマレークシトカゲとあんまり変わらないじゃん!!

いやいや、何を!コイツこそが冒頭写真の「龍の様な新種のトカゲ」そのものなのだ!

まさかあの伝説のトカゲが入荷するとは思っていなかっただけに、入ってきた時は衝撃だった(そしてお迎えしました)

マレークシトカゲと変わらない見た目なのはまだ若いからで、これから成長していくにつれてトゲ状の「櫛」が伸びていくのだそう!う~ん・・・これは楽しみだ!


クシトカゲの仲間は国内はおろか海外でもブリード化されておらず、たまに野生のものが入ってくる程度(しかも着状態があまりよくない)

幸いマレークシトカゲも今回のプーケットクシトカゲも状態が良く、しかもペアなので上手く育ってくれれば繁殖にも挑戦したいですね!


ちなみに先ほどもチラッと写っていましたが・・・

エリマキトカゲとクシトカゲ

エリマキトカゲも同居しています(*^_^*)

エリマキトカゲもまたじっと動かないタイプのトカゲなので、ある程度広いスペースならとくに喧嘩したりせず仲良くやっています

最もどちらもまだ若い個体なので、これが成熟して繁殖期を迎えたらそうはいかないでしょう

それにエリマキトカゲの方が成長すると大きくなるのでいずれは別居させることになるわけですが、とりあえず今はこのままで!



では、最後に本日はハロウィンということで、仮装っぽく合成してみたこちらの画像で〆ましょう!

クシトカゲ ドラゴン

羽を付ければもうドラゴンそのもの⁉

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続 ジャパンスネークセンター レポ

動物園・水族館
10 /25 2017

まさかの前後編にまで続いてしまったジャパンスネークセンターレポ!

前回は主にコブラの仲間を紹介していきましたが、今回はもう一つの毒蛇のグループ、クサリヘビの仲間を紹介いたします。毒蛇は大きく分けるとこの2種類に分かれます

実はこの両者、同じ蛇でも結構違う点が多いのでまずはそれを述べたいと思います


コブラの仲間は神経毒という毒で相手を麻痺させて動けなくさせます。こちらの毒は即効性が高く咬まれて直ぐに対処しないと死に至る恐ろしい毒になります


一方のクサリヘビの仲間は出血毒という毒でタンパク質を溶かし血管組織を破壊していきます。即効性はないので咬まれて直ぐに死に至る事はありませんが、咬まれると激痛が襲い、内出血をおこします。出血のため患部は腫れ上がり、ひどい場合には筋肉細胞が壊死(これが「クサリヘビ=腐り蛇」の名の由来)を起こします。こっちも質の悪さが恐ろしい毒です


と、蛇に関するウンチクを語ったところで、前回も訪れた毒蛇温室に再び参ります!

さぁ、ここから蛇の画像が出てきます!何度も申しますが、苦手な方は閲覧注意!



蛇~ん!!(2回目!)

ニホンマムシ顔

いきなりドアップ顔ォ━━(#゚Д゚#)━━!!

ニホンマムシ

ニホンマムシ

トップバッターは日本を代表する毒蛇、ニホンマムシです!

動きが鈍く性格も臆病なのですが、実は後で紹介するハブよりも強い毒を持っており、地味な色が周りの背景に上手く溶け込んで見分けにくい事から、年々噛まれる被害者の数は多いのだそう

油断ならないヤツではあるが、同時に人間の方も彼らを好んでマムシ酒や乾燥させて薬に使うために捕獲しようとするので一番の被害者はマムシ本人かもしれない・・・


タンビマムシ

タンビマムシ

こちらは中国・朝鮮半島版マムシ。毒はニホンマムシよりも強く、さらに気性が荒く攻撃的といわれる

日本には長崎県の対馬にだけ生息するツシママムシという種類がいて、亜種間ではニホンマムシよりもこのタンビマムシに近いと言われている。そして、このツシママムシもニホンマムシより気性が荒く攻撃的らしい


ヒャッポダ

ヒャッポダ

中国南部や台湾などに生息するマムシの仲間。名前の由来は「噛まれると百歩歩かないうちに死ぬ」という言い伝えから

しかし、先ほど解説したようにマムシの毒は即効性の毒ではないので、この名は全くのデマである


サキシマハブ

サキシマハブ

ハブはハブでも八重山諸島固有種の別な種類のハブ

いわゆる本ハブ(後で登場)と比べるとやや小さく、色も明るめ

ちなみに我が家で飼育中のヤエヤマアオガエルやサキシマキノボリトカゲと生息地が一緒で、彼らにとっては天敵だ( ゚Д゚)キャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!


ヒメハブ

ヒメハブ

ハブはハブでも胴体の短い別な種類のハブ

本ハブと生息域は同じだが、動きが鈍く毒も弱いのであまり危険視されない模様

その太く短い体形はどことなくツチノコを連想させる


パフアダー

パフアダー

アフリカ・アラビア半島南部に生息する毒蛇。大きな牙と強力な毒を持っているが、胴体が短いので素早く動くことができず、芋虫のように這って移動する

見た目はおそらく最もツチノコっぽい蛇


アメリカマムシ

アメリカマムシ

アメリカ版マムシ。赤い縞模様の綺麗で、地味な体色が多いマムシ一族の中では珍しいカラー!


ウラコアガラガラヘビ

ウラコアガラガラヘビ

ガラガラヘビもマムシやハブと同じクサリヘビの仲間。怒ると尻尾の先端を動かしてガラガラ(というよりシャラシャラ?)と音を立てて威嚇する様は余りにも有名

・・・って肝心のガラガラやる尻尾がが撮れてねぇ!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!!

コブラの威嚇のフードは上手く撮れましたが、蛇の威嚇というのはそう毎回やってくれるものではない

代わりに近距離でお顔を拝見できたのでこちらで勘弁を!(;^ω^)

ウラコアガラガラヘビ顔

う~ん・・・いかにも毒蛇って感じの顔!(イケメン!)


さて、次に紹介する蛇はクサリヘビではありませんが、ちょっと特殊な毒蛇の仲間です!

ブームスラング

ブームスラング顔

ブームスラング

アオダイショウやシマヘビと同じナミヘビ科に属するいわゆる普通の蛇・・・と思いきやコイツはまさかの毒蛇!冒頭で毒蛇は大きく分けると2種類に分かれると述べましたが、それとは別で実はナミヘビ科のごく少数派で毒を持つ種類がおり、その中でもブームスラングは強力な毒を持っています

毒の成分はクサリヘビと同じ出血毒ですが、その毒の強さははクサリヘビをも上回るのだとか


そしてこのブームスラングと同じ毒を持つ種類の蛇はなんと日本にも生息しています!

ヤマカガシ

それが、ヤマカガシ!

最近ニュースで話題にもなったので、説明は省きますが毒の強さだけなら日本で最も強い毒を持つ蛇になります

しかし、ヤマカガシもブームスラングも毒は強いですが、咬まれることは滅多にありません!

コブラやクサリヘビの毒牙が前歯にあるのに対し、彼らの毒牙は奥歯にあるので余程深く咬まれないと毒が注入されません。また、性格も臆病なので自ら向かって咬みついてくることもありません


あまり危険視せずにそっとしてやれば無害ないい奴らなんですよ!個人的には色が綺麗で目もくりくりしていて可愛い大好きな蛇なので、報道で過剰に危険生物扱いされるのは残念でなりません!( ;∀;)



さて、ここでようやく一通り毒蛇の紹介が終わりましたので次は蛇資料館へと向かいます!

ここでは貴重な蛇の標本やはく製、蛇に纏わる資料などが展示されています

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ずらりと並んだ蛇の標本・・・

しかし、標本の管理状態も悪く、相当古いのか痛みが酷い・・・

施設も古く、ちょっとしたホラースポットと化している!

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世界最大級の蛇、オオアナコンダの液漬標本

これがホラー映画かパニック映画なら、いきなりグァっ!!と動き出したりする展開のヤツである

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世界最大級のヘビ、アミメニシキヘビの液漬標本

こちらは半分しか漬かっておらず、漬かっていない顔の部分は断末魔の叫びを上げているようでメチャクチャ怖いです!


そうそう、言い忘れておりましたが、オオアナコンダもアミメニシキヘビも標本だけではなく実は生きているのもちゃんといます!

しかしどちらも水の中に入っていてうまく写真が撮れなかったのでここでは紹介していませんでした(;^ω^)


この水槽で飼育されている生き物、何だと思いますか?

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そう、ツチノコです!(笑)

資料館には標本だけでなく、こんなものまで展示されています

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これは何とツチノコのアルビノ個体!?

いるかいないかそんなの関係ねぇ!とにかく蛇に関する資料なら何でもありのユーモアある展示ですね(^∇^)

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ツチノコといえばこんな張り紙も展示されていました

この他、スネークセンター内施設の壁にはあちこちにこのような蛇に関する張り紙があったりするので見落とさずに目を向けてみても面白いと思います!


さぁ、ラストはスネークセンターのメインイベントのもう一つ、ハブの採毒実験です!

ハブ

真打ち登場!!こちらが正真正銘のハブ(本ハブ)です!

こちらのハブを飼育員さんが実際に捕まえて毒を採取します

ハブ採毒1

ハブ採毒2

こちら前回紹介したコブラの毒吹き実験と同じ会場(採毒室と呼ばれる部屋)で行われました

ガラス越しですが、ハブの牙や毒を生で間近に見る事ができるのは多分ここだけ!

本場沖縄の施設でもここまでやってくれるところはほとんどないでしょう!


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採毒室の壁には毒蛇対策には欠かせない血清の解説もありました

危険な毒蛇として恐れられているハブも今ではこの血清のおかげで、死者はほぼ0なんだとか

こういう学術的にも教養になる張り紙もありますので勉強になるぞ~!

(ただし、中にはちょっとグロい写真とかもあるので要注意!)


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おまけに私は立ち寄りませんでしたが、スネークセンター内の隠れた名物となっているこちらを一応紹介しておきます!

なんとこちらの場所では蛇料理を食べる事が出来ます!他に行った方のブログで紹介されているものもございますので、気になる方はそちらを調べてみてください(投げやり!)



・・・というわけで、2回に渡って紹介してきた今回のレポ記事でした(^-^)/

蛇専門の動物園かつ博物館的な施設だけあって、かなり人を選ぶ場所ですが、私としては貴重な体験ができたので中々楽しめる施設だと思います

この記事を読んで興味を持った方は一度足を運んでみては?

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おしまい!

(資料館床にあった謎のオブジェ。決してう〇こではない!)

ジャパンスネークセンター レポ

動物園・水族館
10 /24 2017

今回はいつもの飼育記事をお休みして、11月15日にジャパンスネークセンターに行ったレポ記事を載せたいと思います!(通常記事少な目ですみません!)


6月にizooやバナナワニ園と爬虫類メインの動物園を巡ってきた事もあり、以前から気になっていたこの施設。そんな中「白蛇観音供養祭」という年に一度行われる園内イベントがあるという情報を得て、「行くなら今しかない!」とはるばる足を運びました


足を運ぶ前に事前情報(行った方のブログ記事)を調べたところ、一部の廃墟マニアには人気のあるB級観光スポットなのだとか!

しかしどのブログを見ても寂れた施設の紹介や、とあるグルメ記事ネタばかりで肝心の蛇の紹介が極めて少ない!!全国的に見ても珍しい貴重な爬虫類専門動物園の一つがこの扱いは余りにももったいなさすぎる!!

ならここは私が直接行ってしっかりと蛇の事を紹介していく記事をかこうではないか!!

・・・というわけで先に注意しておきますが、蛇の画像が沢山出てきますので苦手な方は閲覧注意!

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天候はあいにくの大雨!

でも、流石にイベント日ということでちらほら人が入っていました。

隣に「三日月村」という同じく廃墟マニアに愛されているスポットがあるみたいですが、私の趣旨とは異なるので今回はパスで(;^ω^)


入口に入るとまず白蛇観音像が目の前に現れます!

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今回のイベントのメインでもある白蛇観音供養が行われる場所です!

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お昼ごろになるとここで園内で飼育実験食用((´・ω・`;))などの理由で死んでいった蛇たちの供養が行われました。関係者の方々が喪服を着てちゃんと僧侶も来て真面目に供養が行われます

ところが、一般の方は蚊帳の外で遠くからただその様子も眺めるだけという何とも地味なイベントでございました。いや~はるばる来てこれはないわ~・・・s4.jpeg

しか~し、年に一度のイベントがこんな地味なもので終わるはずがない!!

と、信じつついよいよ園内の奥へと進みます。


すると先に何やら洞窟が見えてきました!

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こちらの洞窟、閉鎖されていて中に入ることができません!

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更に進んで行くと謎のオブジェが!!

多分この辺りが廃墟マニアに愛される訳なんだろう・・・


でも私は廃墟を見に来たのではない!蛇を見に来たのだ!

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さぁ、ここからいよいよ蛇の画像が出てきますよ~!!



蛇~ん!!

インドニシキヘビ

まず最初に登場するのはインドニシキヘビ

いわゆる「ザ・ニシキヘビ」といえる大蛇!堂々たる風格です!


ビルマニシキヘビ

こちらはインドニシキヘビの亜種になるビルマニシキヘビ

おそらく全国の動物園などで最も多く飼育されている大蛇。ただし、施設によってはアルビノなどの色違いの品種もいるので同じ種類の蛇だとわからない方も多いかもしれませんね(たまに動物園にいる白い大蛇は大体本種)

こちらはオリジナルの柄になります(^-^)/


ボアコンストリクター

ボアコンストリクター

いわゆる「ボア」と呼ばれる蛇の仲間。ニシキヘビほどは大きくはならないが、それでも2~3メートルは優に超える大蛇であることには変わりない。こちらも色違いの品種が多く、園内でもいくつかの色違いの個体が一緒に飼育されていました(奥の方にいたので写真が撮れませんでしたが、園内で繁殖させた子蛇もいました)


シンリンコブラ

シンリンコブラ

大蛇温室にしれっと混ざって展示されているコブラ

いやぁ、確かに最大270㎝に達する大型の蛇なのですが、ここにいるとなんか場違い感が・・・

あなたはこっちの展示の方でしょ!!

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・・・というわけでここからは毒蛇が登場します!

まずは主にコブラの仲間を中心に紹介していきます!


キングコブラ

コブラといったらこのお方、キングコブラ!

izooの時はたまたま運よくフードを広げてくれたキングコブラでしたが、何とこちらは常に堂々たる佇まいでフードを広げていました!

まさに絵に描いたような見事なまでの貫禄!これぞ王者の風格!!


エジプトコブラ

エジプトコブラ

こちらもフードを広げてくれたものの、キングコブラの貫禄のせいでいまいち迫力不足・・・

でも名前の通りエジプトのコブラで古代エジプト王のマスクの装飾のモチーフにもなっている由緒正しきコブラなのである(ちなみにキングコブラは東南アジア出身なため、エジプト人はこの蛇には出会ってすらいない)


ハナナガコブラ

ハナナガコブラ

黄色と黒の縞模様が特徴的なコブラ。キングコブラほどではないが、最大で250㎝を超える大型種。

キングコブラや本種を含め大型のコブラの仲間は他の種類の蛇をも食らう「蛇食い蛇」なんだそう!

先ほどのニシキヘビなどは複数同居され仲良くしていたのに対し、こちらは複数飼育をするものならたちまち共食いをするので一匹ずつ別居で飼育されている


ニューギニアタイパン

ニューギニアタイパン

オーストラリア最大の毒蛇、タイパンの亜種。コブラの仲間ではあるが、今まで紹介してきたコブラと違ってフードを広げる事はしません

一見地味な黒い蛇にしか見えませんが、動きが素早く攻撃的な性格で危険な毒蛇なんだそう!


トウブグリーンマンバ

トウブグリーンマンバ

綺麗な緑色をした蛇だが、これもコブラの仲間。木の上で活動するタイプの蛇でコブラの中では比較的大人しい方。しかし、動きの素早さはピカイチで展示中のこの個体もひたすらせわしなく動き回っていた。決して油断のならない毒蛇なのである。なぜなら・・・

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2008年、マンションの一室で無許可で毒蛇を大量に飼育していたという男性の事件記事

先ほど紹介したタイパンなど危険な毒蛇を飼育していたこの男も、トウブグリーンマンバに噛まれた事が原因でこの恐ろしい事件が発覚してしまったのだった

因みにこの事件で押収された毒蛇達は当園が全て引き取り、展示されているものの中には当時から生き続けているのもいるのだとか・・・蛇って意外と寿命が長いんだな!


さて、これだけでは到底終われない程の見ごたえのある毒蛇温室でしたが、蛇とのふれあいイベントがあるのでここで一旦中断して次の「熱帯温室」へと向かいます!

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所々に蛇の野外飼育場がありますが、本日は雨で気温も低かったので屋外で全く蛇は見られませんでした


さぁ、いよいよ蛇とのふれあいイベントです!

シマヘビ

続々と集まるお客さんの前に口を縛られたシマヘビが手渡されます

ちょっと可哀そうな気がしますが、こんな機会は滅多に出会えません!

シマヘビは日本では最も普通に見られるヘビなのですが、動きが素早く、噛みつくのでこのような機会でもなければ中々触ることのできるものではないのです。ここは蛇にあまり負担をかけぬよう優しく触ります


・・・と呑気にシマヘビと触れ合いながら、目の前のガラスケージに目をやるとそこにはとんでもないヤツがいるではありませんか!

ブラックマンバ

ブラックマンバ顔

ブラックマンバ

先ほど登場したキングコブラタイパンと並び「世界三大毒蛇」と言われ、その中でも特に攻撃的な性格と動きの素早さから「最強の毒蛇」とも呼ばれ恐れられています

ちなみに名前程黒くはないと思いますが、実は口の中が黒いことからこの名前が付いたので体色はあまり関係ありません


そんな超危険なヤツの隣のケージにまさかの・・・

アオダイショウ

アオダイショウ

説明するまでもなく日本を代表する蛇ですね!大人しく、毒もありません!

それにしてもこうやってブラックマンバとアオダイショウの両者のお顔を見てみると、意外と似ている!これじゃぁアオダイショウの中にブラックマンバが紛れ込んでもわからなくなりそう!間違えても野外に放してはならない!


熱帯温室にはこの他にもアナコンダワニワニガメまでが展示されていました(蛇以外の爬虫類も少しいる!)

毒蛇も大蛇も日本の蛇も何でもござれの熱帯温室!

そんな熱帯温室の2階には、廃墟マニアの愛する隠れスポットがあります

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それが、この寂れた謎の恐竜達!(他、名前も解説もない古生物多数!)

蛇と全く関係ねぇじゃん!と思わず突っ込み得ざるを得ない展示ですが、後々聞いた廃墟マニアの情報によると最初に登場した洞窟にかつて「恐竜の洞窟」的なアトラクションが存在していて、洞窟そのものは閉鎖された今もここで生き残っているのだとか・・・

そんな裏事情を知ってからこの寂れた恐竜達を見てみると、キングコブラとはまた違ったある意味での別な貫禄が見えてくるのは私だけでしょうか?


う~ん・・・思ったより記事が長くなってしまいそうなのでこの記事、次回に続きます!

とりあえず、前半ラストはこちらのイベントで締めさせていただきます

コブラ毒吹き

スネークセンター2大メインイベント(もう一つは次回紹介!)の一つ、コブラの毒吹き実験です!

コブラの中には身の危険を感じると口から毒を吹きかける種類がいます。これはその毒を吹きかける姿を見せるというもので、全国的にもおそらくここでしか見れないでしょう!

なぉ、客席と蛇を扱う飼育員さんとの間はガラスで守られていますので安全です!

クロクビドクフキコブラ

クロクビドクフキコブラ

こちらが今回毒吹きを行った蛇の種類になります

ガラス越しだからこそこんな近くでお顔を拝見できるのです(意外と可愛い顔かも?)


ではでは後編もお楽しみに~(^∇^)ノ

超簡単!テラリウムのレイアウト作成

ビバリウム作成
10 /16 2017

すみません!また一週間空けてしまいましたm(__)m

決してネタ切れというわけではないのですが(むしろネタは豊富にあるんです。カエル以外にもカメとか植物とかそりゃあもう・・・)、忙しくて更新が追い付かないのです(-_-;)


そこで、頼みの綱として同名のTwitterを大いに活用させていただきます!

生体の写真だけなら、こちらの方が更新が早いのでよかったらご覧ください!

勿論、記事としてまとめなければならない内容はしっかりとこのブログで載せていきますので今後もよろしく等ございます!



さて、言い訳はこれくらいにして、本題の記事です!

今回は丁度ソバージュネコメガエルらのケージを全掃除したので、そのレイアウト作成の手順を紹介致します。タイトルの通り簡単にできますよ!


それではまずケージです

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縦横30・高さ45㎝のパルダリウムケージ(上から紫外線入り照明を照らしています)

パルダリウムとは、テラリウムの中でも熱帯雨林や雲霧林など、湿潤な環境の生態系を作る設備のことで、最近はアクアリウム系の雑誌や専用の本まで出ているので詳しくはそれらを参照に!


しかし今回はあまり湿潤な環境は好まないソバージュネコメガエル用なので、そんな面倒くさいことはしません!

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いきなり床材をドバー!!

床材にはパルダリウム用専用のソイルという物やら、水ゴケやらいろいろありますが、私はヤシガラ(またの名をベラボン)を推奨します!

軽い!保水効果あり!脱臭効果もある!

これまでいろいろ床材を使いましたがヤシガラほど使い勝手の良い床材はないと思います(あくまで私個人の感想ですけどね)

飼う生き物に合わせて用土の湿り具合を調整できるのもヤシガラの大きな魅力。今回は軽く霧吹きで湿らせる程度にしました


さて続いてレイアウト背面です

パルダリウムの背面には発泡ウレタンを使った大掛かりなものから、最近ではEpiwebやら、Hygrolonやらという名の人工素材で背面を作る方法が本で紹介されています

・・・が、そんな面倒くさいことはしません!

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レイアウト用(もしくは園芸用)に売られている天然コルク樹皮を使います

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裏面です。針金をピンのように刺して固定しています。これで不揃いなコルク樹皮を組み合わせて背面の壁を作ります

背面に隙間ができてしまいますが、中の生き物達にとっては隠れ家にもなるのでこれはこれでいいのです!


背面ができたら次はレイアウト素材です

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流木(ブランチウッド)とエアープランツ(チランジア カプトメデューサ)

どちらもホームセンターなどで簡単に入手できます。流木はアクアリウムの水中で使うわけではないので、その辺で拾ったやつでも構いません!

要は見た目で好みの素材を選べばよいのです


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このようにコルク樹皮と流木を設置して・・・

(寒くなってきたので、右外側にはパネルヒーターが貼ってあります)

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鉢植えの植物(ラン)をそのまま入れ、水入れを入れ、エアープランツはそのまま入れて・・・・

はい、こんなに簡単にできました!手抜きじゃねぇか!!

はい、手抜きです(;^ω^)


でもこのレイアウトとにかく管理が楽なんですよ!

比較参考のために以前レイアウトコンテストの予選用に作成したヤツを載せますね

レイアウトコンテスト用2

そう、こういうのが作りたいんだよぉぉぉ!!」って思う方も多いのではないでしょうか?

しかしこれをやると後の管理がとにかく面倒くさいのです。例えば伸びる植物はどんどん伸びてケージ内を埋め尽くしますし、逆に合わない植物は途中で枯れてしまってぽっかりと間が空いたりと維持するのがとにかく大変なのです

まぁ、そこまでしてまでのやりがいはあるのですが・・・


それに比べて今回作成した超手抜きレイアウト中の素材や植物を簡単に取り外しができますので、掃除などの管理も楽々(*^_^*)


さらに手抜きにしたのにはもう一つ理由があります。中の植物のためです!

今回レイアウトに使ったランチランジア(エアープランツ)という植物はケージに入れっぱなしにはせず、定期的に外に出して十分な水やり(ソーキングという)や風通しの良い屋外の日光に当ててやる必要があります

よくテラリウムにあしらわれることの多いこれらの植物ですが、あれはあくまで一時的なアレンジなのでそのまま入れたままにしておきますと通気性の悪さや日照不足、乾燥などの理由で枯れてしまいます!

というわけで、実はテラリウムに適していないこれらの植物達も簡易式レイアウトならたまにに外に移動させて、またテラリウムに戻してといった具合で管理ができるのでこれらの植物を使いたいという方は参考にしてみてください


まぁ、レイアウトも何でも凝りすぎたりせず中の動植物に合わせ、自分で管理できる範囲に応じて適度に手を抜くことも必要なんだという事をこの記事を通してお伝えしておきます

このようにブログを見た方が何らかの形で少しでも役に立つような、そんな記事を目指して今後もやっていこうと思います!



では、最後にこのレイアウトの住人、ソバージュネコメガエルの写真でお別れ(^-^)/

ソバージュ ビフォア

ビフォアー

ソバージュ アフター

アフター(テッカテカ!)

(このカエルは体の乾燥を防ぐために体表にワックスのような粘液を塗るのです)


お久しぶりです!

カエル
10 /03 2017

ボルネオの海外旅行レポ記事を終えてから2週間くらい更新しておりませんでしたが、そろそろ本家のペット記事の方に戻っていこうと思います!


今回はとりあえず、海外旅行及びレポ記事を載せていた間に新しく入れたカエル達と、既に前からいたものの記事でまだ紹介していなかったカエルを紹介致します


ファンタジーツノガエル

(アマゾンツノガエル Ceratophrys cornuta とクランウェルツノガエル Ceratophrys  cranwelli との交雑種)

ファンタジーツノガエル

遂にあのツノガエルが我が家にもやってきました\(^o^)/

(正確には既に家にいる「チャコガエル」もツノガエルの仲間ですが、こちらは「ツノ」がないので(;^ω^))

まだ500円玉サイズの可愛らしいベビーサイズですが、成長すると10㎝を超えるカエルとしては中々の大物に成長します。すぐにチャコガエルは超えそう・・・

餌にもすぐに食い付くし、スペースも取らないので手はかかりません!

飼い易いのでついつい沢山集めて飼ってしまう方も多いのではないでしょうか?

でも私はやっぱりツリーフロッグが一番好きなので、ツノガエルは少数で抑えた方がいいかな~

あまり泥沼にハマると後々大変だからね(;^_^A


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・・・まぁ、これまでこんな帽子を被っていた訳ですから「いい加減ツノガエルを飼わないとな!」という使命感はあったのですが(笑)



モザンビークオオクサガエル(右)

Leptopelis mossambicus

モザンビークオオクサガエル

既に前からいるウルグルオオクサガエル(左)と同じくアフリカ原産のクサガエルの仲間

一応ツリーフロッグの仲間みたいなのですが、とにかく地中に潜っているのが大好き!

この写真撮影後、すぐに床材に潜り込みその後中々姿を現しません!

同じオオクサガエルでもウルグルオオクサガエルの方はたまに床材に潜ったりもしますが、基本は表に出ていることの方が多いし、ガラス面にペタッと貼りついたりとツリーフロッグらしさはあります


でもモザンビークオオクサガエルはほとんど出て来やしない・・・

ほとんど地中性のカエルじゃないか!!((((;゚Д゚)))))))

ここまで出てこないと正直生きているのかどうかさえ不安になる(私がフクラガエルを飼いたいと思わないのはこのためである)


ヒスイトビガエル

Rhacophorus prominanus 

ヒスイトビガエル

最近というか地味に前から入れていたものの紹介してなかったカエル

「トビガエル」と言えば以前、「レインワードトビガエル」と「アンナントビガエル」を紹介致しましたが、このカエルもその2種と同じトビガエルの仲間になります

前2種と比べると体は小さく、体形も細いです。そのため少々デリケートな面があり、飼育は難しいとされていますが、今のところ特に問題なく飼育できております

透き通るような色や模様が綺麗で、魅力的なカエルなので、もっと人気が出てもよい種類だと思う

ちなみに「トビガエル」の名の通り滑空するタイプのカエルですが、レインワードなどと比べるとあまり滑空は上手くないのだそうです


このヒスイトビガエル、メスも含めて複数で飼育中!繁殖も狙っています!

同じく繁殖を狙っているアカメアマガエルや他の種類のカエルも混ぜて飼育しています

そんな風に複数飼育をしていると・・・

ヒスイとヤエヤマ

時にはこんなコラボも・・・(乗っかられているのは家ではお馴染みのヤエヤマアオガエルのメス)

それにしても家のヤエヤマアオガエルさんモテ過ぎじゃないですか?

これまで彼女に抱き着いてきたカエルの数と種類は多く、これだけで一つの記事が出来てしまうのではないんじゃないかと・・・そのうちやろうかな?



・・・というわけでやや駆け足気味になりましたが(久々にブログ再開したのでまだ本調子じゃなくてすみませんm(__)m)、徐々に本記事の方に切り替えて更新していきますので今後ともよろしくお願いします(^-^)/



あと、しばらく休業していたオークションの出品も予定しております

シュウカイドウとサガリバナ

イベントの展示でも使用したこんな珍しい植物や(欲しい人いんのかコレ?)

コルクとヘゴと流木

こんな立派なレイアウトグッズなんかも出すかも?しれません

カエルは・・・今のところ繁殖で増えていないので出品はないかなー(ノ_<)

ダルメシアンフロッグ

本名:アンナントビガエル
(Rhacophorus annamensis)

カエルと植物の素敵なビバリウムを目指して日々レイアウトに没頭中
普段はTwitter(twitter@dalmatianfrog)にて日々公開中

当ブログ記事の主な内容
・ビバリウム作成・レイアウト方法
・廃材を使った自作ケージの作成
・動物園・水族館レポ
・ジャングル探検記

現在飼育中の生き物達(2018/3/20更新)
・カエル(両生類)
アイフィンガーガエル
アカホシトタテガエル
アカメアマガエル
サキシマヌマガエル
ソバージュネコメガエル
トビガエル
ハロウェルアマガエル
ヒメアマガエル
モザンビークオオクサガエル
ヤエヤマアオガエル

ドワーフサイレン
メキシコサラマンダー

・爬虫類
クサガメ
トラバンコアヤマガメ
ホオジロクロガメ
ミシシッピアカミミガメ

エダハヘラオヤモリ
エリマキトカゲ
サキシマキノボリトカゲ
トビトカゲ
トビヤモリ
プーケットクシトカゲ
マレークシトカゲ

・植物
食虫植物(ネペンテス、サラセニアなど)
アリ植物、蘭などの着生植物
多肉植物、ブロメリア
その他熱帯の植物(サトイモ科、シダなど)