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子蛙のためのレイアウト作り

ヤエヤマアオガエル
03 /14 2017

ヤエヤマベビー5

ヤエヤマアオガエルのオタマジャクシが大分大きくなり、そろそろ足が生えてきそうです(上の写真は去年のオタマが上陸した子蛙です)

少し早いですが、オタマがいつ上陸しても良いように子蛙用のレイアウトケージを用意します

備えあれば患いなし!ツリーフロッグ飼育は事前に飼育環境を準備しておくことが基本です。小さなカエルといえどもツノガエルのような即席でできる簡単設備では飼えません!



というわけで今回は見た目も綺麗で子蛙にもやさしいレイアウトの作り方の紹介です

ヤエヤマケージ

そんなに難しくはないですよ!費用もほとんどかかりません!

既にオークションでオタマを購入された方も、これから落札しようとしている方にも参考にできれば幸いです(^-^)/



まずケージを用意します

相手は子蛙とはいえツリーフロッグですので、広め(というよりある程度高さが必要)で通気性のある容器が必要です。私は見た目重視で爬虫類専用ケージを使っていますが、コストを削減したい方は大き目のプラケースでも構いません


ケージが用意できましたら、まず床材を敷き、登れるような流木を設置します

ヤエヤマケージ1

床材はいろいろな物がありますが、オススメはヤシガラ(またの名を「ベラボン」)です。軽くて保水性があり、さらに浄化作用もある万能の床材!そして何より百均で買える!!

流木もアクアリウムで水の中に沈めて使うのではないので、その辺で拾った適当な木で構いません!!

ここで使っている流木も全て海岸で拾ってきた物です(正し使う前にはちゃんと洗っておくこと)


次に植物を植えます

ヤエヤマケージ2

ツリーフロッグのケージに植物を入れた方が見た目も綺麗だし、カエルが葉の上で休んだりできます。生きた植物を入れることでその植物の状態がよければカエルにとってもよい環境である指標になります

植物は百均で売っているミニ観葉でも構いませんが、ここではリビングにある鉢植えの観葉植物の枝を選定して使うというタダでできる方法を教えます!

写真の木は観葉植物ガジュマルの鉢植えから枝をちょっと切ってヤシガラに挿したもの。多くの観葉植物の仲間は生命力が強く、このように枝を挿し木するだけで簡単に根付いて増やすことができます。挿し木からリビングに飾るような大きな鉢植えに育てることは無謀ですが、このようにテラリウム植物として使うのならベスト!レイアウトにちょうどいい好みのサイズに剪定できるのも魅力!

というわけで、一家に一鉢観葉植物あるとよし!!

観葉植物ならガシュマルの他にもゴムノキやシェフレラ、パキラなんかでもできます。でもガジュマルは沖縄や八重山地方を象徴する木でもありますので、ヤエヤマアオガエルとの相性はこれが一番かな?


植物をレイアウトしたら水容器と餌皿を置くスペースを作ります

ヤエヤマケージ3

ツリーフロッグ達は地上の空間がよく見えていません。ハエなど飛んでいる虫は見つけるのが上手いですが、コオロギなど地上の虫は彼らにとって見つけづらいのです。だから広めの餌容器を用意して餌場を作ってやります。餌皿は必ず不透明な容器であることが重要です


小さい頃はよく水にも入るので水容器も用意します。水容器は透明な容器でも構いません


ここでは余ったタッパー(水容器)と植木鉢の受け皿(餌容器)を再利用して使っているのでダサいですが(;_;)、こだわりたい方はちょっとおしゃれな容器でも使ってみてはいかがでしょうか?最近は百均でも綺麗な容器が手に入りますからね・・・・


容器を置いたら最後にヤシガラの上に水ゴケを敷きます

ヤエヤマケージ4

ヤシガラ単用でもいいかと思いますが、ヤシガラの上にカエルが乗るとカエルがヤシガラまみれになってしまいます。万能用土といえど欠点はあります!

そこで水ゴケを敷いてヤシガラを覆います。保水効果も上がるのでオススメです

水ゴケも百均で売っていますが、これだけは正直品質があまり良くなかったのでホームセンターで売っている物を使いました。何でも百均は無理だった・・・・(ノ_<)


そして最後の最後にオマケ・・・・

ヤエヤマケージ5

ヤドクガエルのレイアウトでも無いのに何でこんなところにブロメリア?

実はこれ、お土産でいただいたスナックパインの頭です(石垣島産)

パイナップルの頭をカットして土に植えておくと根が生えて育ちます



こんな風に子蛙のレイアウトが完成!!

ヤエヤマケージ

八重山をイメージしてシーサーやお土産の置物も置いてみました(*^_^*)

このように、ほとんどお金をかけずに簡単にできます!!

ぜひお試しあれ~



さぁ、これで準備はととのった!

ヤエヤマジュニア

何時でも上陸してかかってこいや!!

(そんな、怪獣じゃないんだから・・・・)


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オタマジャクシを数えてみた

ヤエヤマアオガエル
02 /21 2017

を順調に育っているヤエヤマアオガエルのオタマジャクシ達

まだ足は生えていませんが、大きくなってきています

ヤエヤマオタマ6

今回オタマの数がたくさんいるので「一体何匹いるのだろうか?」と数を数えてみることに


初めてのヤエヤマ産卵(去年の1月)の時は数を数えていなかったのですが、今回の方が明らかに多いと思いました

ちなみに、去年6月にも時季外れの産卵をしており、この時は数を数えていて85匹と少な目でした


さて、「本シーズンならきっとこれの2~3倍くらいはいくんだろうなぁ・・・・」と思いながら数を数えてみると・・・・


100匹・・・・「まぁ、これくらいは・・・・」

200匹・・・・「やっぱり、2倍はいた!」

300匹・・・・「思ったよりけっこういるなぁ~・・・・」

400匹・・・・「まだいんのかい!!どんだけ産まれたんだよ!!」

・・・・結果430匹もいました((((;゚Д゚)))))))

2~3倍どころか5倍にまで増えているではないか!!

これがヤエヤマの本気だったとは・・・・

ヤエヤマ♀

時季外れを含めて三度も産卵したビッグ・ママ!!

いや~あんたすごいよ本当ヽ(≧∀≦)ノ

だが、アオガエルはこれでもカエル界では少ない方で、他の種類のカエルでは普通に500~1000を軽くいくそう。アオガエルは卵を泡で包んで守る分、産む数が少ないのだとか


あと最近出たカエルの本で初めて知ったことなんだけど、ヤエヤマアオガエルってカエルでは珍しい一夫一妻なんだそうです

そうか~・・・・我が家にはヤエヤマの♂が4匹いるけど、夫になれたのは最初からいた一匹だけだったみたいだな。つまり、他の♂達は結ばれることなくただひたすら鳴いていたことになる(;д;)



「カエルの世界も厳しいもんだなぁ~」と思いつつも、それより当面の問題はこれだけたくさんのオタマをどうするかである。ショップの引き取りに出すにも流石に多すぎるので、オークションにも出してみた。というわけで、現在ヤフオクにてヤエヤマオタマを出品中ですので興味がある方は是非!!



おまけ

オタマを数えたついでにメキシコサラマンダー(通称ウパ)の幼生の数も数えてみました

ウパ幼生

こっちはオタマと比べるとちょっと少な目の110匹

途中で死んでしまう子も多く、意外と難しい幼生の飼育。最近やっとミジンコからイトミミズを食べれるまでに成長しました

丈夫なオタマと比べて神経質で弱いので、こちらはオークションには出さずショップ引き取りのみの予定です


ヤエヤマオタマジャクシ

ヤエヤマアオガエル
01 /18 2017

前回の記事でも告知致しましたが、ヤエヤマアオガエルの卵が孵化しました

卵の状態から大体一週間くらいかな?


ヤエヤマ卵3

コルク樹皮にのせた卵からオタマジャクシの姿が見えだしたら、霧吹きなどで強めに水をかけてやります。雨の代わりです

するとオタマジャクシがどんどん出てきて水場に落ちていきます


ヤエヤマオタマ4

ちょっと写真が見づらいですが、孵化したばかりのオタマジャクシ

お腹にまだ卵の栄養分があるのでしばらくは何も餌をあげません


ヤエヤマオタマ5

またまた写真が見づらいですが、数日ですぐにオタマらしくなります

ここまできたら餌をあげても平気ですが、最初は卵の残骸で残る泡を食べるので少な目にして徐々に増やしていくのがいいでしょう。あまり餌を入れすぎると水が汚れます!

それとオタマを飼う水温ですが、室温にまかせることをお勧めします。ヒーターを入れたり、暖房で過剰に温度が高いと未熟なまま早くカエルになってしまいあとの飼育が大変になります

少し低めの水温でオタマをじっくり育てましょう!

オタマの餌は茹でた野菜から熱帯魚用のフレークフードまで何でも食べますので管理は楽々(^∇^)


ちなみに去年のオタマから育てたヤエヤマジュニアがこちら(卵の状態から約一年)


ヤエヤマジュニア

飼育化で繁殖させた子は写真のような青い色になりやすく綺麗です


ヤエヤマ・アカメ・ウルグル

アカメアマガエル♂成体(右)とウルグルオオクサガエル♂(左)とのスリーショット

もう他のカエルたちと同居できるまで大きくなりました。でも大人のヤエヤマに比べたら小さいのでまだ大きくなりそう



ヤエヤマオタマの記事はここまで!また生長の過程を随時更新していく予定です

ここからは前回の記事で写真がのせられなかったカエル二匹の紹介です


イエアメガエル


イエアメガエル

ツリーフロッグ界では最もポピュラーなイエアメもようやく我が家に仲間入りです

鼻先が傷ついていますが、ちゃんとケアしていけば治ると思いますのでそこはご愛敬

最近だと「スノーフレーク」といった綺麗な改良品種も出ていましたが、値段が・・・・(チャコガエルほどではないけどさ)

これまでのカエル達とはケタ違いのサイズなので同居は不可能!作ったけどなかなか用途がなく、植物の温室と化していた自作ケージ1号の住民となりました


クツワアメガエル


クツワアメガエル

スリムな方の大型ツリーフロッグ

口元から白いラインが入る所から家のツウロウアオガエルを大きくしたみたい

やや神経質で狭いケージだとすぐに鼻先をぶつけてしまうので、イエアメ同様大きな自作ケージ1号(縦40㎝/横40㎝/高さ60㎝)に入りました


これで我が家のカエルケージは

・ヤエヤマ自作ケージ(ヤエヤマアオガエル、サキシマキノボリトカゲ)

・レイアウトビバリウム(アカメアマガエル、ウルグルオオクサガエル、ツウロウアオガエル、ヤエヤマジュニア)

・ベビー専用ケージ(ヤエヤマベビー、アンナントビガエル)

・乾燥系カエルケージ(ソバージュネコメガエル、アカホシトタテガエル)

・大型カエル用自作ケージ(イエアメガエル、クツワアメガエル)

の計5つに、チャコガエルやオタマジャクシのいるプラケースも入れると何とも結構な数!

もはやちょっとしたカエル館と化しているような気が・・・・




ヤエヤマ産卵3

ヤエヤマアオガエル
01 /11 2017

前回の記事最後で告知していましたが、年明け早々にヤエヤマアオガエルがまた産卵しました!

タイトルの「3」にある通り、今回で三回目(一回目は去年の年明け、二回目は6月でした)


既に十二月ごろから、♂がしきりに鳴き出し、交尾が行われていたのですがなかなか産卵までには至らず、試しに自作ケージに移してみたところ・・・・

ヤエヤマ卵

いきなり卵を産みましたw(゚o゚)w

どうも急な環境の変化が産卵の刺激になるみたいです

過去の産卵もレイアウトの変更でケージを移動させたりした時に産卵していました


あと、♂は複数いた方が繁殖の成功率は高いみたいですね

卵を産んだ♀は全て同じ個体(もともと一匹しかいない)でしたが、交尾した♂は毎回違っていました


あとは水場の近くに産卵するので、ポンプで流れる水場を作るのも効果的でしょう

とはいえ流石に親と同じケージでオタマを飼育するわけにもいきませんので卵は別のケースに移します


ヤエヤマ卵2

浅く水を張ったプラケースなどに移しました

卵を直接水につけてしまうと水没してしまうので、板などにのせて水に浮かべておきます

卵の周りは泡状の膜につつまれているので、ある程度の乾燥には耐えられますがマメに霧吹きで軽く湿らせておいた方が無難です

そのまま孵化したオタマが育てられるように水はエアレーションしています


まだ孵化までは時間がかかるので、しばらくはこの状態で様子を見ます


ヤエヤマアオガエル2

自作ケージ内で鳴くヤエヤマの♂

体の大きさの割にヤエヤマの鳴き声は結構大きいので飼育している方は要注意!


自作ケージは故郷の八重山の自然を意識して植物もリュウビンタイやオオタニワタリなど現地の植物を使っています

ここでは同じく八重山出身の生き物でサキシマキノボリトカゲも同居中。カエルは夜行性、トカゲは昼行性なのでお互い関与することもなく特にトラブルはありません

サイズにさえ注意すればヤエヤマに限らずツリーフロッグは複数飼育や多種との同居も可能です



一方、ヤエヤマ達が自作ケージに移ったため今までのビバリウムケージにはアカメアマガエルとウルグルオオクサガエルが残りました


ウルグルオオクサガエル2

堂々とガラス面に張り付くウルグルオオクサガエル

お腹が青くて結構派手!

前の「主」がいなくなったせいなのか?やたら図々しく目立つようになってきました

アカメもウルグルもペアがいるのでこっちも繁殖させてみたい!


東南アジアの植物中心でレイアウトされたケージなのに中南米とアフリカ産のカエルがいるのはちょっと場違いかもしれませんね~

まぁ、この環境で状態よさげみたいなのでそれはいいのですが・・・・





ヤエヤマ成長記録

ヤエヤマアオガエル
08 /01 2016

6月に産卵・孵化したヤエヤマアオガエルのオタマジャクシ

あれから2か月が経ちましたが・・・・


ヤエヤマオタマ3

足も生えてこんなに大きくなりました!上陸ももうすぐです


ヤエヤマオタマ2

これは約一ヶ月前(つまり産卵から一ヶ月後)のオタマの画像

上に書いてある数字はケースにいる数でこの時は89匹もいました。

孵化に失敗したなどで死んでしまったものも入れると大体一回の産卵で100個くらいは卵を産むのでしょう。


とはいえこれだけの数を育てるのはとても無理なので、ほとんどは信用のあるショップさん(カエルに対して知識豊富なという意味で)に引き取ってもらいました。夏場にオークションでの輸送は自殺行為ですしね。もっと多くの人にヤエヤマを広めていければと思っています。


ただ上陸してカエルになってからがなかなか手ごわいです!

ヤエヤマベビー3

これは1月に孵化したオタマが成長した現在の様子です。

まだ2~3㎝のベビーサイズ。しかしこの小ささで一匹が一日に小さな虫を10~20匹も食べます。

それぐらい食べないとすぐ痩せてしまうため、餌の量が半端ないです。

我が家ではレッドローチというあの虫の仲間(ほとんどの人が嫌うであろうあの虫ですよ!)を養殖して与えています。餌の虫を飼う覚悟がなければカエルの飼育はできないでしょう!


ヤエヤマベビー4

ベビーたちにも個体差があるようでこの一匹だけやたらと大きく育ってしまいました。

こうなってしまうと他の個体の分の餌も食べてしまって全員に餌がいきわたらないので別居しています。


第一世代と第二世代が一緒になるのも時間の問題

夏はベビーたちの世話が一番大変になりそうです。


一方そんな両世代の親はというと・・・・

キボシとヤエヤマ4

相変わらずキボシに抱き着かれるという事態に!

どこかにキボシナガレガエルの♀がいればなぁ・・・・


貼りつくコケガエル

コケガエルにいたっては全く繁殖行動を起こしません。

一応ペアっぽいのを選んで連れてきたのですが、こっちはなかなかうまくいきませんね。


ダルメシアンフロッグ

本名:アンナントビガエル
(Rhacophorus annamensis)

カエルと植物の素敵なビバリウムを目指して日々レイアウトに没頭中
普段はTwitter(twitter@dalmatianfrog)にて日々公開中

当ブログ記事の主な内容
・ビバリウム作成・レイアウト方法
・廃材を使った自作ケージの作成
・動物園・水族館レポ
・ジャングル探検記

現在飼育中の生き物達(2018/10/1更新)
・カエル(両生類)
アイフィンガーガエル
アカメアマガエル
アマゾンツノガエル
サキシマヌマガエル
トビガエル
ヒメアマガエル
ミヤコヒキガエル
モザンビークオオクサガエル
ヤエヤマアオガエル

ドワーフサイレン
メキシコサラマンダー

・爬虫類
クサガメ

サキシマキノボリトカゲ
クシトカゲ
オオバクチヤモリ

・植物
食虫植物(ネペンテス、サラセニアなど)
アリ植物、蘭などの着生植物
多肉植物、ブロメリア
その他熱帯の植物(サトイモ科、シダなど)